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あるお宅を訪ねて

071119.jpg

泡だて器 あわだてき
whisk




たまにバスや歩いて通るよくあるアパート。
そのアパートに泊まっている知人を訪ねて夕方、
住所を片手に、そのアパートへ向かい
ドアマンにガラスのドアを開けてもらう。
そして、コンシェルジュに訪ねたい旨を伝える。

そこまでは、よくあること。
エレベーターは奥にあり、エレベーターの前に人がいる。

これも、たまにあること。

階数を言う前に、中に案内され、
見事なエレベーターは、私のアパートのエレベーターの2倍以上
壁際には、ソファーまである。

エレベーター担当の彼も乗り込み、
鉄格子の内扉をガラガラとハンドルでまわし始める。

ここからが、普通ではない。

着いた階で降りたものの、彼が、丁寧に部屋を教えてくれた。
部屋のドアには、部屋番号がない。
そして、城のドアほど、立派な鉄色のドア。
ドアには、重そうな丸い輪がかかっている。
これを鳴らしていいのだろうか。

手でノックをしてみたが、中には聞こえていないらしい。
何度も繰り返しノックしたら、手が痛くなりあきらめ、
知人に電話をして出てきてもらった。

お邪魔をした知人の友人宅。
リビングに通された瞬間、上を見上げる。
きっと、誰もが見上げるだろう。
何メートルあるのか、天井が高い。
そして、美術館になりそうなほどの装飾。

右の壁には、教会を思わせる、一面、磨りガラスの窓。
右上には、2階があり廊下から、リビングが見渡せる。

さて、紹介された老婦人。
ジーンズにシャツ、老婦人には見えない粋なご婦人。
紅茶をいただくのに、キッチンへどうぞと案内された。

キッチンに入った私は、このご婦人を好きになる。
広いキッチンの壁といえるところには、
キッチン用具が、きれいにとはいい難い、
適当にだか、これがセンスなんだろう。
もう、引っ掛けられないというぐらい全ての壁に
お玉、泡だて器、栓抜・・・と冷蔵庫までにも引っ掛けられている。

その数、普通ではない。

かっこいい。このお歳で、このセンス。あり得ない。
いや、歳ではない。やはり、センスなのだ。

帰り際に、横目に見えた婦人の仕事部屋
壁一面に、無造作にそして、たくさんの写真がピンで刺してある。

ご婦人、きっと隙間を埋めるのがお好きなのでしょう。

見事なセンス。
センスはもらえないけど
歳をとることへのアドバイスをもらえたような。

さて、このアパート、歴史的にも有名だそうで
管理費を聞いて、ニューヨークには金持ちがいるもんだ。と
またまた、エレベーターの彼が迎えに来てくれた。






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